<概念>
胃液(胃酸)が食道に逆流することによっておこる食道の粘膜障害
<病態>
主な症状としては、口の中が酸っぱく感じたり、げっぷが増えたり、胸やけ、胸にチリチリするような痛み・胸が熱くなるような感じが出現し、時に喉の違和感を感じたり、咳や痰が増えたり、胃もたれが出現することもあります。横になった時に症状が出やすいとされています。
<診断>
問診や食道胃内視鏡検査で診断
<治療>
一般的には胃酸を抑える薬剤を使用します。また生活習慣の見直しが必要なこともあります。
<生活における注意点>
食後、1時間は横にならない。どうしても横になりたいときは左を横にして横になるおなかいっぱい食べない。腹八分目
胃と食道のつなぎ目部分が緩んでしまい、胃酸が逆流してしまう病気なので、胃酸の分泌を抑える薬を飲むことで胸やけなどを和らげる。
つなぎ目部分のゆるみを治すことはできないので、長期にわたり制酸剤の服用が必要になる。